最近の話題
平成26年12月18日

インフルエンザの感染拡大中です。

この時期はなにかと忙しくなりがちで、十分な休息や睡眠時間がとれなかったり、忘年会などで暴飲暴食の機会が増えたりして、油断をすると体力・免疫力ともに低下してしまいます。
うがい・手洗い、マスクの着用など、常に自己防衛をこころがけることがて大切です。

インフルエンザの流行状況(東京都 2014-2015年シーズン)(東京都感染症情報センター)

平成26年度 今冬のインフルエンザ総合対策について(厚生労働省)

インフルエンザQ&A(平成26年度)(厚生労働省)



最近、ニュースなどでも取り上げられているように、RSウイルス感染症も急増しています。
RSウイルス感染症には特効薬がありませんので、インフルエンザと同様に、自己防衛が大切です。

栄養・睡眠・休息をしっかりとって、感染症のシーズンを乗り越え、元気にお正月を迎えましょう。


平成26年11月07日

男性も積極的に「葉酸」を摂ろう!

厚生労働省は妊娠可能な年齢の女性に対し、葉酸を食事からの摂取量にプラスして400μgの付加量をサプリメントなどで摂取することを推奨しています。これは、胎児の先天性異常のリスクを軽減する目的での推奨です。


では、男性には葉酸は不要なのか…

そんなことはありません。
男性にとっても必要な栄養素で、妊娠を計画しているのなら、女性と同様に積極的に摂取したい栄養素です。


アメリカで発表された研究報告によれば、


緑黄色野菜などから葉酸を積極的に摂取した男性の精子は、不足がちな男性の精子よりも“染色体が異常な精子”が少なかった。ということです。


葉酸には、精子の異常を予防する働きも期待できる。ということ。

“赤ちゃんが欲しい”と思ったら、ご夫婦で葉酸を摂るように心がけましょう。

【追記】

摂取の基本は食事です。なるべく緑黄色野菜などを食べるように。

葉酸は水溶性のために茹でるなどの調理の過程で大幅に減ってしまいますので、調理方法などを工夫して、効率よく摂取できるようにがんばってみましょう。
サプリメントとはあくまでも“不足分を補うため”のものですから、サプリメントを飲んでいるから…といって、食事をおろそかにしてはいけませんよ。


平成26年04月24日

精子も老化する・・・?

最近よく見聞きするのが「卵子の老化」。不妊の原因が女性側にあると印象付けてしまいかねない話題ですが、これと同様に、精子も年齢を重ねると受精能力が低下する可能性があるという研究報告がありました。


独協医大越谷病院(埼玉県)泌尿器科の岡田弘教授らのグループは、男性不妊外来を受診した男性のうち、明らかに精子の形態や運動能力に異常が見つからない80人分の精子を採取して、精子の能力を調べるためにマウスの卵子に顕微授精させて、分裂を促す活性化能力があるかどうかを調査しました。


その結果、
・35歳未満の男性の精子では約7割に活性化能力があったが、
・35〜39歳では62%、
・40〜44歳では52%、
・45〜49歳では39%


と、35歳を境に低下した。とあります。


※すでに子どものいる健康な男性40人の精子では、年齢にかかわらず68〜85%と高率を保ったという。


岡田教授は「35歳ぐらいから精子の受精能力が低下する人が一定の割合でいると見られる。妊娠を考える時、女性の年齢だけでなく男性の年齢も考える必要がある」としています。

【追記】

「葉酸」は、男性の精子を正常に保つのに役立つ(特に染色体が異常な精子を少なくする事に効果が期待できる)ということが、カリフォルニア大学バークレー校パブリックヘルス(米国)のブレンダ・エスケナジ ( Brenda Eskenazi ) 氏の研究で確認されています。

“赤ちゃんが欲しい”と願うご夫婦は、ふたりでいっしょに葉酸を摂取するようにしましょう。


平成26年04月07日

男性不妊の原因!?
尿中のフタル酸の濃度が高い男性は不妊になりやすい…

「フタル酸」はプラスチックを軟らかくする物質(可塑剤)で、医療器具や食品包装材、衣類包装材、壁紙、ビニル床材、テーブルクロス、電線コードなどに用いられています。また、香水やシャンプー、マニキュアなどの生活用品などにも幅広く使われている化学物質です。


以前より有害性が指摘されていて、子供用玩具などへの使用は禁止されています。


このフタル酸と不妊の関係性を示す研究報告が2月14日発行の米医学誌「Fertility and Sterility」(電子版)に発表されました。


この研究は、05〜09年に米国の12地方で、妊娠を目指す18歳以上のカップル501組を対象に行われ、尿中の化学物質と妊娠までの期間について調べています。


この調査の結果、尿中に含まれているフタル酸の代謝物の濃度が高い男性は、パートナーが妊娠に至るまでの期間が18〜23%遅くなっていました。報告には、フタル酸に多くさらされている男性は、「不妊」につながることが示唆されている。とあります。
※女性ではこの関連性は認められなかったとあります。


「フタル酸エステル類」は、代謝が比較的早く、体内での蓄積性はほとんどありませんが、接する機会が多いために、恒常的にさらされているといえます。実際に尿や血清、羊水や母乳などから検出され、空気中、水や牛乳、食べ物などからも検出されます。


曝露経路は、フタル酸エステル類を含むものの飲食、制汗剤などのエアロゾルの吸入、化粧品やパーソナルケア用品からの皮膚吸収などが考えられます。


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