婦人科で使われるお薬について

安定剤・催眠鎮静剤
よく使われる表現…「気持ちを落ち着かせる薬」

更年期障害やPMSなどのイライラ感や不眠症状の改善に使うことがあります。

効きすぎるとボンヤリしたり眠気が強く出たりするので、その場合には種類や服用量を変える必要があります。

【製品名】 リーゼ (三菱ウェルファーマ)  剤形(錠)

一般名クロチアゼパム錠
識別コード(包装)Y-RZ5 @5mg@:@5mg@(本体)Y RZ5

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 急性狭隅角緑内障の患者
    [抗コリン作用により、症状を悪化させる恐れがある]
  2. 重症筋無力症の患者
    [筋弛緩作用により、症状を悪化させる恐れがある]

【副作用】

効きすぎると、ねむ気や倦怠感、反射能力の低下などが起こります。また、吐き気や食欲不振などが起こることもあります。まれに肝障害を起こすこともあるので注意が必要です。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦(3ヶ月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
    [妊娠中に他のベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある]
  2. 妊娠後期の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
    [妊娠後期に他のベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム、ニトラゼパム)を連用していた患者から出生した新生児に哺乳困難、筋緊張低下、傾眠等の症状が発現したとの報告がある]
  3. 分娩前に連用した場合、出産後新生児に禁断症状(神経過敏、振戦、過緊張など)が現れることが、他のベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム)で報告されています。
  4. 授乳婦の使用は避けることが望ましい。やむを得ず使用する場合には、授乳を中止しましょう。
    [ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが、他のベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム)で報告されており、また黄疸を増強する可能性がある]
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【製品名】 デパス (三菱ウェルファーマ)  剤形(錠)

一般名エチゾラム錠
識別コード(包装)Y-DP0.5 0.5mg:0.5mg(本体)Y DP:0.5

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 急性狭隅角緑内障の患者
    [抗コリン作用により、症状を悪化させる恐れがある]
  2. 重症筋無力症の患者
    [筋弛緩作用により、症状を悪化させる恐れがある]

【副作用】

ねむ気やだるさ、口やのどの渇き、吐き気、発疹など、ときには重い過敏症状が起こることがあります。抗精神病薬と併用したときに横紋筋融解症、間質性肺炎、無動、強度の筋のひきつり、嚥下困難、頻脈、発汗、発熱を伴う悪性症候群、肝障害などの重大な副作用を起こすことがあります。異常を感じたときはすぐ使用を中止して、担当の医師に相談しましょう。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

長期間の多量服用では依存性が生じやすいので、医師に指示された服用量を守るようにしましょう。
高齢者では、よろめきなどの歩行障害や、失禁等を起こしやすいので注意が必要です。なお、眠気が強くなったり、注意力の低下が考えられるので、危険な作業や車の運転は避けましょう。アルコール類と一緒に飲むと作用が強く出すぎることがあるので避けましょう。

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【製品名】 パキシル (GSK)  剤形(錠)

一般名塩酸パロキセチン水和物錠
識別コード(包装)GS FC1(本体)GS:FC1

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. MAO阻害剤投与中あるいはMAO阻害剤投与中止後2週間以内の患者
  3. チオリダジン投与中の患者
  4. ピモジド投与中の患者

【副作用】

吐き気、ねむ気、口の渇き、めまいなどが主で、まれに悪性症候群の無動、口をつぐむ、強度の筋肉のこわばり、嚥下障害、頻脈、血圧変動、発汗、発熱症状、さらにはさく乱、けいれん、重い肝障害などもあります。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ本剤を使用します。また、本剤投与中に妊娠が判明した場合には、投与継続が治療上妥当と判断される場合以外は、使用を中止するか、代替治療を実施する。
    [海外の疫学調査において、妊娠第1三半期に本剤を投与された婦人が出産した新生児では先天異常、特に心血管系異常(心室中隔欠損又は心房中隔欠損等)のリスクが増加し、このうち1つの調査では一般集団における新生児の心血管系異常の発生率は約1%であるのに対し、パロキセチン曝露時の発生率は約2%と報告されている。また、妊娠末期に本剤を投与された婦人が出産した新生児において、呼吸抑制、無呼吸、チアノーゼ、多呼吸、てんかん様発作、振戦、筋緊張低下又は筋緊張亢進、反射亢進、ぴくつき、易刺激性、持続的な泣き、嗜眠、傾眠、発熱、低体温、哺乳障害、嘔吐、低血糖等の症状が現れたとの報告があり、これらの多くは出産直後又は出産後24時間までに発現しており、これらの症状は、新生児仮死あるいは薬物離脱症状として報告された場合もある。海外の疫学調査において、妊娠20週以降に本剤を含む選択的セロトニン再取り込み阻害剤を投与された婦人が出産した新生児において新生児遷延性肺高血圧症のリスクが増加したとの報告がある]
  2. 授乳婦:授乳中の婦人の使用は避けることが望ましいが、やむを得ず使用する場合には授乳を中止しましょう。
    [母乳中に移行することが報告されている]
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【製品名】 レンドルミン (日本ベーリンガー)  剤形(錠)

一般名塩酸ドキシサイクリン錠
識別コード(包装)13A:@ 0.25mg(本体)13A 13A:@

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 急性狭隅角緑内障のある患者
    [眼内圧を上昇させる恐れがある]
  2. 重症筋無力症のある患者
    [重症筋無力症を悪化させる恐れがある]

【副作用】

眠気、ふらつき、頭痛・頭重感、だるさやいらいら感、などが起こることがあります。まれに黄疸など肝機能障害を起こすことがあります。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、投与しないことが望ましい。
    [妊娠中の投与に関し、次のような報告があるなど安全性は確立していない]
    1. 妊娠中にベンゾジアゼピン系化合物の投与を受けた患者の中に奇形児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査が報告されている
    2. 新生児に哺乳困難、筋緊張低下、嗜眠、黄疸増強等を起こすことがベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム、ニトラゼパム)で報告されている
    3. 分娩前に連用した場合、出産後新生児に禁断症状(神経過敏、振戦、過緊張等)が現れることがベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム)で報告されている
  2. 授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる。
    [授乳中の投与に関し、次のような報告があり、また新生児の黄疸を増強する可能性がある]
    1. 動物実験で乳汁中に移行することが報告されている
    2. ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが、ベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム)で報告されている
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【製品名】 マイスリー (アステラス)  剤形(錠)

一般名酒石酸ゾルピデム錠
識別コード(包装)@601:@601 5(本体)@ 601

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 重篤な肝障害のある患者
    [代謝機能の低下により血中濃度が上昇し、作用が強く現れる恐れがある]
  3. 重症筋無力症の患者
    [筋弛緩作用により症状を悪化させる恐れがある]
  4. 急性狭隅角緑内障の患者
    [眼圧が上昇し、症状を悪化させる恐れがある]

【副作用】

ふらつき、眠気、頭痛、残眠感、頭重感、だるさ、悪心などが主です。まれに薬物依存や譫妄、意識レベル低下、黄疸など肝機能障害といった重度の副作用が現われる事もあるので、異常を感じたらすぐに使用を中止して担当の医師に相談しましょう。また、緑内障の人では眼圧が上昇し、症状が悪化することがあります。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する
    [妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]
  2. 授乳婦:授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる
    [母乳中へ移行することが報告されており、新生児に嗜眠を起こす恐れがある]