婦人科で使われるお薬について

解熱消炎鎮痛剤

生理痛の時など、痛みを止めるために使う薬。

基本的には頭痛や腹痛の時に使う薬と同じです。胃に負担がかかる為、胃が弱い方や長期間使うときには注意が必要です。

【製品名】 アスピリン (小林化工)  剤形(錠) = 同名・同成分の他社製品多数有り

一般名アスピリン腸溶錠
識別コード(包装)KN312 100mg:100mg(本体)KN 312
【主な作用】

身体の各種の痛み、発熱、かぜ、リウマチ反応に用います。炎症の原因を取り除く効果はありません。アスピリンの腸溶錠は1錠に100mgが含まれ、腸で溶けて吸収されるように工夫されているので胃にかかる負担も少なく、安全性が高いため長期に飲む予防薬として適していますが、吸収はゆるやかです。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 本剤の成分又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 消化性潰瘍のある患者
    [プロスタグランジン生合成抑制作用により、胃の血流量が減少し、消化性潰瘍を悪化させることがあります]
  3. 出血傾向のある患者
    [血小板機能異常が起こることがあるため、出血傾向を助長する恐れがあります]
  4. 重篤な血液異常のある患者
    [血液の異常を更に悪化させ、重篤な副作用が発現する恐れがあります]
  5. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
    [重篤なアスピリン喘息発作を誘発させることがあります]
  6. 出産予定日12週以内の妊婦

【副作用】

胃・十二指腸潰瘍のある人は、症状の悪化が考えられます。胃痛、吐き気、食欲不振、発疹、ときにショックなどの過敏症状、耳鳴りなどが起こることがあります。小児では「ライ症候群」を起こすリスクがあるため使用は避けます。また、人によって気管支喘息(アスピリン喘息)を起こすこともあります。抗血小板剤として服用しているときには、頭蓋内や消化管出血に注意が必要です。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 出産予定日12週以内の妊婦では、妊娠期間延長・動脈管早期閉鎖・子宮収縮抑制・分娩時出血増加などにつながる恐れがあるので使用しません。海外での大規模な疫学調査では、妊娠中のアスピリン服用と先天異常児出産の因果関係は否定的ですが、長期連用した場合には、母体の貧血・産前産後出血・分娩時間延長・難産・死産・新生児の体重減少・死亡などの危険が高くなる恐れを否定できないとの報告があります。また、ヒトで妊娠末期に投与された患者及びその新生児に出血異常が現れたとの報告もあります。更に、妊娠末期のラットに投与した実験で、弱い胎仔動脈管収縮が報告されています。
  2. 妊婦(但し出産予定日12週以内の妊婦は除く)又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみします。
    [動物実験(ラット)で催奇形性作用が現れたとの報告があり、妊娠期間延長、過期産につながる恐れがある]
  3. 授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる。
    [母乳中へ移行することが報告されている]
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【製品名】 ロキソニン (三共)  剤形(錠)

一般名ロキソプロフェンナトリウム錠
識別コード(包装)157:@60mg(本体)SANKYO 157
【主な作用】

炎症が原因で起きている腫れをとり除き、痛みを緩和する作用があります。とくに痛みに対してよく効きます。炎症の原因を取り除く効果はありませんが、それに伴う症状を軽くして、症状を緩和するものです。上気道炎による解熱・鎮痛のほか、腰痛、頸肩腕痛、関節痛、慢性関節リウマチ、手術後、歯科の鎮痛などに用いられます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 消化性潰瘍のある患者
    [プロスタグランジン生合成抑制により、胃の血流量が減少し消化性潰瘍が悪化することがあります]
  2. 重篤な血液異常のある患者
    [血小板機能障害を起こし、悪化する恐れがあります]
  3. 重篤な肝障害のある患者
    [副作用として肝障害が報告されており、悪化する恐れがあります]
  4. 重篤な腎障害のある患者
    [急性腎不全、ネフローゼ症候群等の副作用を発現することがあります]
  5. 重篤な心機能不全のある患者
    [腎のプロスタグランジン生合成抑制により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため症状を悪化させる恐れがあります]
  6. 本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者
  7. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
    [アスピリン喘息発作を誘発することがあります]
  8. 妊娠末期の婦人

【副作用】

発疹、かゆみ、腹痛、胃の不快感、まれに間質性肺炎やショック、皮膚障害(中毒性皮膚壊死症)などの過敏症状、肝障害や腎障害(ネフローゼ症候群を含む)、血液障害、髄膜炎が起こることがあります。消化管出血や穿孔などの消化管障害もありますので、注意してください。とくに、胃・十二指腸潰瘍の人やその病歴のある人では、症状を悪化させますので十分な注意が必要です。以前から肝機能検査値の上昇が指摘されており、劇症肝炎の報告もありますので、肝機能が悪い人では慎重を要します。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
    [妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]
  2. 妊娠末期の婦人には使用しません。
    [動物実験(ラット)で分娩遅延が報告されている]
  3. 授乳中の婦人が使用することは避け、やむをえず使用する場合には授乳を中止します。
    [動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]
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【製品名】 ボルタレン (ノバルティス)  剤形(錠)

一般名ジクロフェナクナトリウム錠
識別コード(包装)CG301(本体)CG301
【主な作用】

炎症による局所の痛みをやわらげ、腫れをとります。とくに痛みを抑える作用が強いのが特徴です。また、内服と坐薬は解熱にも用いられます。炎症を起こしている原因は治せませんが、それに伴う症状を軽くして治癒を助けるものです。点眼以外は腰痛、頸肩腕痛、慢性関節リウマチなどの関節痛に用いられます。内服と坐薬は解熱や手術後の鎮痛・消炎に、さらに内服は神経痛や抜歯後などの鎮痛消炎にも用いられます。点眼は眼手術後の炎症止めに用いられます。ゲル剤は塗布により吸収されて局所の急性炎症に鎮痛作用を示します。鎮痛作用はインドメタシンゲルと同程度(動物実験)といわれます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 消化性潰瘍のある患者
    [消化性潰瘍を悪化させます]
  2. 重篤な血液異常のある患者
    [副作用として血液障害が報告されているため血液の異常を悪化させる恐れがあります]
  3. 重篤な肝障害のある患者
    [副作用として肝障害が報告されているため肝障害を悪化させることがあります]
  4. 重篤な腎障害のある患者
    [腎血流量低下作用があるため腎障害を悪化させることがあります]
  5. 重篤な高血圧症のある患者
    [プロスタグランジン合成阻害作用に基づくNa・水分貯留傾向があるため血圧を更に上昇させる恐れがあります]
  6. 重篤な心機能不全のある患者
    [プロスタグランジン合成阻害作用に基づくNa・水分貯留傾向があるため心機能を悪化させる恐れがあります]
  7. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  8. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等により誘発される喘息発作)又はその既往歴のある患者
    [重症喘息発作を誘発します]
  9. インフルエンザの臨床経過中の脳炎・脳症の患者
  10. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

【副作用】

内服と坐薬では発疹などの過敏症状、吐き気、胃痛などがあります。連用すると、中毒を起こしやすい傾向があります。まれに各種の腎障害(ネフローゼ症候群を含む)、重篤なアレルギー反応として、ショックや間質性肺炎があります。また、急性脳症(けいれん、意識障害)や重い肝機能障害があるので、定期的な肝機能検査が望まれます。過敏な人ではまれに気管支喘息を起こすこともあります。ゲルでは塗布局所の皮膚炎、かゆみ、発赤、皮膚のあれ、刺激感などです。目薬では目に軽い刺激を感じたり、まれに角膜に異常が起こることがあります。インフルエンザの経過中に内服や坐薬を使用したときに脳炎を来したという報告があり、注意を要します。妊娠中、授乳中の婦人には避けます。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には使用しません。
    [妊娠中の使用で、胎児に動脈管収縮・動脈管閉鎖、徐脈、羊水過少が起きたとの報告があり、胎児死亡例も報告されています。また、分娩に近い時期での使用で、胎児循環持続症(PFC)、動脈管開存、新生児肺高血圧、乏尿が起きたとの報告があり、新生児死亡例も報告されています]
  2. 子宮収縮を抑制することがあります。
  3. 本剤の使用中は授乳を避けましょう。
    [母乳中へ移行することが報告されています]
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【製品名】 インダシン (万有)  剤形(カプセル)

一般名インドメタシン・カプセル
識別コード(包装)NMB25(本体)NMB25
【主な作用】

炎症によって起こっている腫れをとり、痛みをやわらげるために用いられます。また内服と坐薬は解熱にも用いられます。消炎剤は、炎症を起こしている原因は治せませんが、それに伴う症状を軽くして、治癒を助けるものです。この薬は、とくに鎮痛作用が優れています。点眼以外は慢性関節リウマチなどの関節痛、腰痛、種々の関節痛や筋肉痛に用いられます。内服では痛風発作にも用いられます。点眼は眼の手術後の炎症止めに用いられます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 消化性潰瘍のある患者
    [消化器への直接刺激作用及びプロスタグランジン合成阻害作用により、胃粘膜防御能が低下するため、消化性潰瘍が悪化する恐れがあります]
  2. 重篤な血液異常のある患者
    [血液の異常が悪化する恐れがあります]
  3. 重篤な肝障害のある患者
    [肝障害が悪化する恐れがあります]
  4. 重篤な腎障害のある患者
    [プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量低下及び水、ナトリウムの貯留が起こるため、腎障害が悪化する恐れがあります]
  5. 重篤な心機能不全のある患者
    [プロスタグランジン合成阻害作用により、水、ナトリウムの貯留が起こるため、心機能不全が悪化する恐れがあります]
  6. 重篤な高血圧症の患者
    [プロスタグランジン合成阻害作用により、水、ナトリウムの貯留が起こるため、血圧が上昇する恐れがあります]
  7. 重篤な膵炎の患者
    [症状が悪化する恐れがある]
  8. 本剤の成分又はサリチル酸系化合物(アスピリン等)に対し過敏症の既往歴のある患者
  9. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
    [重症喘息発作を誘発することがあります]
  10. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
  11. ジフルニサル投与中、トリアムテレン投与中の患者

【副作用】

内服と坐薬では食欲不振、吐き気、口やのどの渇き、発疹・かゆみ・じんま疹、肝機能障害、間質性腎炎などが起こることがあります。また、気管支喘息には注意が必要です。胃・十二指腸潰瘍では、症状を悪化させたり、各種の腎障害(ネフローゼ症候群を含む)、けいれんなど、比較的副作用が強いので、通常は長く続けて使用する薬ではありません。クマリン系の抗凝固剤(ワルファリンなど)との併用で、その作用を増強することが注意されています。胎児障害の報告があるので妊娠中やその可能性のある婦人には用いないほうがよいでしょう。軟膏、クリーム、貼付剤(湿布)、外用液では使用した部分が赤くなったりすることがあります。目薬では眼に軽い刺激を感じることがあります。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には使用しません。妊娠中の使用に関しては次のような報告があります。
    1. 妊娠末期に使用したところ、胎児循環持続症(PFC)、胎児の動脈管収縮、動脈管開存症、胎児腎不全、胎児腸穿孔、羊水過少症が起きたとの報告があります。また、妊娠末期に使用したところ早期出産した新生児に壊死性腸炎の発生率が高いとの報告があります。
    2. 動物実験(マウス)で催奇形作用が報告されています。
      <参考>
      マウス胎仔の器官形成期にインドメタシン10mg/kgを単回経口投与、又は7.5mg/kg/日を9日間連続経口投与した催奇形性試験において、外形異常及び骨格異常が認められた。
  2. 本剤を使用中には授乳を中止します。
    [母乳中へ移行することが報告されています]
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【製品名】 ポンタール (三共)  剤形(錠)

一般名メフェナム酸錠
識別コード(包装)P-D444:@ 250mg(本体)P-D 444:250
【主な作用】

炎症によって起こっている腫れをとり、痛みをやわらげ、熱を下げる作用があります。消炎剤は、炎症を起こしている原因は治せませんが、それに伴う症状を軽くして、治癒を助けるものです。手術後、外傷後の腫れ、関節痛、神経痛、腰痛症、月経痛や歯科などの消炎鎮痛に用いられます。急性の気道感染症にも用いられます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 消化性潰瘍のある患者
    [本剤の直接作用及びプロスタグランジン生合成抑制により、胃の血流量が減少し、消化性潰瘍を悪化させることがあります]
  2. 重篤な血液異常のある患者
    [プロスタグランジン生合成抑制による血小板機能障害等の血液異常を悪化させることがあります]
  3. 重篤な肝障害のある患者
    [重篤な肝障害患者は、肝機能が著しく低下しているため、本剤の代謝が十分に行われず、異常な体内分布を起こす恐れがあり、また、肝の代謝機能が過重となり、肝障害を悪化させることがあります]
  4. 重篤な腎障害のある患者
    [重篤な腎障害患者は、薬物排泄機能が著しく低下しているため、本剤の排泄が十分に行われず、異常な体内分布を起こす恐れがあり、また、プロスタグランジン生合成抑制により腎機能が低下するため腎障害を悪化させることがあります]
  5. 重篤な心機能不全のある患者
    [腎のプロスタグランジン生合成抑制により、浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため症状を悪化させる恐れがあります]
  6. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  7. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
    [気管支拡張作用を低下させ喘息発作を誘発することがあります]
  8. 重篤な高血圧症の患者
    [腎のプロスタグランジン生合成抑制により、水、ナトリウムの貯留が起こり、浮腫、血圧上昇を起こす恐れがあります]
  9. 過去に本剤により下痢を起こした患者
    [本剤に対し耐薬性を失い、下痢を再発することが多い]
  10. 妊娠末期の婦人

【副作用】

発疹などの過敏症状、下痢、めまい、食欲不振などが起こることがあります。とくに胃・十二指腸潰瘍のある人では、症状を悪化させることがあります。また腎障害(ネフローゼ症候群を含む)もあります

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
    [妊娠中の投与に関する安全性は確立していません]
  2. 他の消炎鎮痛剤を妊娠末期に使用したところ、胎児循環持続症(PFC)が起きたとの報告があります。
  3. 妊娠末期のラットに投与した実験で、胎仔動脈管収縮が報告されています。
  4. 本剤を使用中には授乳を中止します。
    [母乳中へ移行することが報告されています]
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【製品名】 ソランタール (アステラス)  剤形(錠)

一般名塩酸チアラミド錠
識別コード(包装)@351:@351 50mg(本体)@ 351
【主な作用】

炎症によって起こっている腫れをとり、痛みをやわらげ、熱を下げる作用があります。消炎剤は、炎症を起こしている原因は治せませんが、それに伴う症状を軽くして、治癒を助けるものです。かぜなどによるのどの腫れや痛み、腰背痛、乳房の痛み、頸肩腕痛、膀胱炎そのほかの腫れや痛み、外科や歯科などの消炎・鎮痛などに用いられます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 消化性潰瘍のある患者
    [症状を悪化させる恐れがあります]
  2. 重篤な血液異常のある患者
    [薬剤性の血液障害が現れた場合、重篤な転帰をとる恐れがあります]
  3. 重篤な肝障害のある患者
    [重篤な肝障害患者は薬物代謝機能が著しく低下しており、また、薬剤性肝障害が現れた場合、重篤な転帰をとる恐れがあります]
  4. 重篤な腎障害のある患者
    [重篤な腎障害患者は薬物排泄機能が著しく低下しており、また、薬剤性腎障害が現れた場合、重篤な転帰をとる恐れがあります]
  5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  6. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
    [発作を誘発する恐れがあります]

【副作用】

発疹など、まれにはショックの過敏症状や食欲不振、胸やけなどの胃腸症状が起こることがあります。とくに胃・十二指腸潰瘍のある人は、症状を悪化させることがあります。また、服用量が多すぎると、けいれんや、ふるえが起こることがあります。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
    [妊娠中の投与に関する安全性は確立していません]
  2. 授乳婦:授乳中の婦人が使用することは避けた方が良い。やむを得ず使用する場合には授乳を中止します。
    [母乳中へ移行することが報告されています]
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【製品名】 カロナール (昭和薬化)  剤形(散) 他に、錠・坐・シロップ有り

一般名アセトアミノフェン細粒
識別コード(包装)SD117 1.0g(本体)・・・
【主な作用】

体温調節中枢に作用して、皮膚の血管を拡張し、体表からの熱の放散を増すこと、つまり汗を出すことによって熱を下げます。また痛みの感受性を低下させて、痛みの感覚をやわらげることによって、鎮痛効果を示します。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 消化性潰瘍のある患者
    [症状が悪化する恐れがあります]
  2. 重篤な血液異常のある患者
    [重篤な転帰をとる恐れがあります]
  3. 重篤な肝障害のある患者
    [重篤な転帰をとる恐れがあります]
  4. 重篤な腎障害のある患者
    [重篤な転帰をとる恐れがあります]
  5. 重篤な心機能不全のある患者
    [循環系のバランスが損なわれ、心不全が増悪する恐れがあります]
  6. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  7. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
    [アスピリン喘息の発症にプロスタグランジン合成阻害作用が関与していると考えられます]

【副作用】

発疹からショックにいたる、さまざまな程度の過敏症状や、胃腸の粘膜を刺激するために起こるむかつき、食欲不振、胃痛などがあります。ほかに横紋筋融解症も指摘されています。また、長期間続けて服用すると、腎臓や肝臓に障害を起こす可能性があります。まれに重篤な皮膚障害、ごくまれに過敏症として発熱、咳、呼吸困難を伴う薬剤性間質性肺炎の報告があります。小児用解熱剤、シロップや坐薬では腹痛、下痢、過度の体温下降などで、重大な副作用は大人の場合と同様です。

【注意】:(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

  1. 妊娠中の使用に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。
  2. 妊娠末期のラットに投与した実験で、弱い胎仔動脈管収縮が報告されています。