婦人科で使われるお薬について

切迫流・早産治療剤

切迫早産の治療薬は子宮収縮を抑制する目的で子宮筋弛緩剤が用いられます。

代表的な子宮筋弛緩剤はβ2刺激剤と呼ばれる薬剤ですが、その他に時には硫酸マグネシウムとインドメタシンが用いられます。

【製品名】 ウテメリン (キッセイ)  剤形(錠)

一般名塩酸リトドリン錠(β2刺激剤)
識別コード(包装)KUT(本体)KUT

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 強度の子宮出血、子癇(しかん…妊娠中毒症によっておこるけいれん発作)、前期破水のうち子宮内感染を合併する症例、常位胎盤早期剥離、子宮内胎児死亡、その他妊娠の継続が危険と判断される患者
    [妊娠継続が危険と判断される]
  2. 重篤な甲状腺機能亢進症の患者
    [症状が憎悪するおそれがあります]
  3. 重篤な高血圧の患者
    [過度の昇圧がおこるおそれがあります]
  4. 重篤な心疾患の患者
    [心拍数増加等により症状が憎悪するおそれがあります]
  5. 重篤な糖尿病の患者
    [過度の血糖上昇がおこるおそれがあります]
  6. 重篤な肺高血圧症の患者
    [肺水腫が起こるおそれがあります]
  7. 妊娠16周未満の妊婦
  8. 本剤の成分に対する重篤な過敏症の既往歴のある患者

【副作用】

発疹、AST・ALT上昇、不整脈(心室性期外収縮など)、動悸、頻脈、顔面潮紅、血小板減少、ふるえ、ふらつき、吐きけ、腹痛など

【注意】

新生児腸閉塞や血清カリウム値の低下、横紋筋融解症(特徴 ⇒ 筋肉痛、脱力感、血中・尿中ミオグロビン上昇(尿が褐色に着色したら注意)、汎血球減少症などが起こることがあります。

成分一致薬品
ルテオニン (帝国臓器)
識別コード(包装)TZ159 5:5mgTZ159(本体)TZ:159
ウテメナール (三共エール)
識別コード(包装)SE211(本体)SE211