婦人科で使われるお薬について

排卵誘発剤
よく使われる表現…「排卵を促す薬」

内服薬
脳に働きかけて、排卵を促す薬。無排卵性月経や生理不順、不妊症の治療に使われます。副作用は少ないですが、悪心や卵巣の炎症が考えられます。
注射
卵巣を直接刺激して、卵の発育を強力に促す薬。不妊治療や体外授精の前には連日使ったりします。不妊症の治療以外で使うことはほとんどありません。卵巣の炎症や腹水が溜まる事が考えられます。

【製品名】 クロミッド (塩野義)  剤形(錠)

一般名クエン酸クロミフェン錠
識別コード(包装)@50@:@390 @50@(本体)@ 390

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 卵巣腫瘍及び多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣の腫大のある患者
    [卵巣過剰刺激作用により更に卵巣を腫大させる恐れがあります]
  2. 肝障害又は肝疾患のある患者
    [肝障害を悪化させる恐れがあります]
  3. 妊婦

【副作用】

卵巣への過剰刺激により下腹部に痛みが起こることがあります。また、発疹などの過敏症状や頭痛、顔面紅潮、眼のかすみ、精神不安、尿量増加などが考えられます。

【注意】

霧視等の視覚症状が現れることがあるので、服用中は危険な作業や車の運転は避けましょう。

成分一致薬品
セロフェン (セローノ)
識別コード(包装)@ SRP-50(本体)S
フェミロン (富士製薬)
識別コード(包装)FJ03:50mg(本体)FJ 03
オリフェン (岩城)
識別コード(包装)OF:IW(本体)・・・
スパクロミン (科薬)
識別コード(包装)KY・SPC 50mg(本体)KY 09
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【製品名】 セキソビット (帝国臓器)  剤形(錠)

一般名シクロフェニル錠
識別コード(包装)TZ153 100:100mgTZ153(本体)TZ 153

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 卵巣腫瘍のある患者及び多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣腫大のある患者
    [卵胞刺激ホルモン分泌作用により、これらの症状が増悪することがあります]
  2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性

【副作用】

卵巣への過剰刺激により、下腹部痛や不正出血が起こることがあります。また、発疹などの過敏症状やはきけ、食欲不振などが考えられます。

【注意】

卵巣に病気がある場合、使用できないことがあります。
使用の際には、治療スケジュールにそって正確に服用しましょう。通常、生理開始の5日目から5〜10日間服用し、服用終了後1〜2週間で排卵が起こります。排卵の有無を確認する必要があるので必ず基礎体温を記録しましょう。