婦人科で使われるお薬について

その他のホルモン剤

【製品名】 ダイナゾール (富士製薬)  剤形(カプセル)

一般名ダナゾールカプセル
識別コード(包装)FD100:100mg(本体)・・・
【主な作用】

下垂体の卵巣刺激ホルモンや、卵巣自体の女性ホルモンの分泌を抑制することによって、子宮内膜症で増殖した子宮内膜の増殖を抑えることにより腰痛、下腹部痛などの症状を軽減します。乳腺症にも用いられます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 血栓症の既往歴のある患者
    [血栓症を起こすおそれがあります]
  2. アンチトロンビン?,プロテインC、プロテインSなどの凝固制御因子の欠損又は減少のある患者
    [血栓症を起こすおそれがあります]
  3. 重篤な肝障害,肝疾患のある患者
    [原疾患が悪化するおそれがあります]
  4. 重篤な心疾患、腎疾患のある患者
    [浮腫等の症状が強く現われるおそれがあります]
  5. 診断のつかない異常性器出血のある患者
    [このような患者では悪性腫瘍の疑いがあります]
  6. 妊婦又は妊娠の可能性
  7. 授乳婦

【副作用】

食欲不振や吐き気、発疹、便通不順などを考えられます。まれに肝機能障害を起こすこともあるので、長期の使用時には肝臓の検査を定期的に行う必要があります。本剤は女性ホルモンの分泌を抑制する働きがあるため、人によっては不正出血やのぼせ感、また、男性化症状が現れることもあります。

【注意】

インスリンの作用を弱めるため、血糖値が上昇することがあります。血糖値を頻繁にチェックするようにしましょう。

成分一致薬品
ダナン (東和薬品)
識別コード (包装)Tw.DN 100mg:100mg(本体)Tw.DN
ホセボーン (辰巳)
識別コード(包装)Tu HB・100(本体)Tu HB・100
エスデラート (日新:山形)
識別コード (包装)NS247(本体)NS−247
オイスロン (ナガセ)
識別コード(包装)TKS550:100mg(本体)TKS550
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【製品名】 ボンゾール (三菱ウェルファーマ)  剤形(錠)

一般名ダナゾール錠
識別コード1錠=100mg(包装)・・・(本体)@ 245
1錠=200mg(包装)・・・(本体)@ 246
【主な作用】

下垂体の卵巣刺激ホルモンや、卵巣自体の女性ホルモンの分泌を抑制することによって、子宮内膜症で増殖した子宮内膜の増殖を抑えることにより腰痛、下腹部痛などの症状を軽減します。乳腺症にも用いられます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 血栓症の既往歴のある患者
    [血栓症を起こすおそれがあります]
  2. アンチトロンビン?,プロテインC、プロテインSなどの凝固制御因子の欠損又は減少のある患者
    [血栓症を起こすおそれがあります]
  3. 重篤な肝障害,肝疾患のある患者
    [原疾患が悪化するおそれがあります]
  4. 重篤な心疾患、腎疾患のある患者
    [浮腫等の症状が強く現われるおそれがあります]
  5. ポルフィリン症の患者
    [症状を悪化させるおそれがあります]
  6. アンドロゲン依存性腫瘍のある患者
    [症状を悪化させるおそれがあります]]
  7. 診断のつかない異常性器出血のある患者
    [このような患者では悪性腫瘍の疑いがあります]
  8. 妊婦又は妊娠の可能性
  9. 授乳婦

【副作用】

食欲不振や吐き気、発疹、便通不順などを考えられます。まれに肝機能障害を起こすこともあるので、長期の使用時には肝臓の検査を定期的に行う必要があります。本剤は女性ホルモンの分泌を抑制する働きがあるため、人によっては不正出血やのぼせ感、また、男性化症状が現れることもあります。

【注意】

血栓症の発症リスクが高くなります。以下のような症状が現われた場合には使用を中止して、直ちに担当医師に相談するようにしましょう。
(注:血栓症の症状=下肢の疼痛、浮腫(むくみ)、激しい頭痛、胸痛、急性の視力障害、突然の息切れなど。)

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【製品名】 デュファストン (第一製薬)  剤形(カプセル)

一般名ジドロゲステロン錠
識別コード(包装)@DUP:@404 5(本体)@ 404
【主な作用】

合成の黄体ホルモンで、天然の黄体ホルモンと同じ作用を示します。月経不順(軽度)や黄体機能不全がある不妊症や月経異常症、子宮内膜症、切迫流産、習慣性早流産の治療に用いられます。

【禁忌】:(以下に該当する方は、使用してはいけません)

  1. 重篤な肝障害・肝疾患を有する患者
    [本剤は肝臓にて代謝されるため,肝機能障害が悪化するおそれがあります]

【副作用】

発疹、食欲不振、不正出血、乳房の腫れ、まれに血栓症など。
高血糖や糖尿病の悪化が考えられるため、血糖値や尿糖の数値変化には注意が必要です。場合によっては重度の肝障害を起こすこともあり、定期的な肝機能検査を受けるようにしましょう。

【注意】

黄体ホルモン剤の使用と先天異常児出産との因果関係はいまだに確立されてはいませんが、心臓・四肢等の先天異常児を出産した母親は、対照群に対して妊娠初期に黄体または黄体・卵胞ホルモン剤を使用していた率が高いとする疫学調査の結果が報告されています。