女性ホルモンの関係する症状

肌のトラブル

女性の肌をみずみずしく、つやつやしたハリのある肌に保っているのも女性ホルモン(エストロゲン)です。
ホルモンのバランスが乱れて女性ホルモンが少なくなると、いろいろな肌のトラブルが起こります。

皮膚は「表皮」・「真皮」・「皮下脂肪」の3層からできていて、普通わたしたちが「肌」と呼んでいるのは表皮と真皮の部分です。
表皮はさらに外側から「角層」・「顆粒層」・「有棘層(ゆうきょく)」・「基底層」に分かれていて、一番下の基底層から少しずつ変化して押し上げられ表面の角層になってはがれ落ちるまでに、普通28日周期といわれています。

「美しい肌」の基本になるのは、真皮に含まれるコラーゲン(うるおい肌)とエラスチン(弾力のある肌)の状態です。
更年期や過度のダイエット・ストレスなどによりエストロゲンが減少すると、コラーゲンやエラスチンが減少して皮膚が薄くなって乾燥し、ハリを失い、小じわができやすくなります。また、エストロゲンが不安定になると表皮細胞の代謝サイクルが遅れ、角質層に古い細胞がたまり皮膚が硬くカサカサになるだけでなく、基底細胞で作られるメラニン色素の排出が滞って“シミ”ができやすくなります。
メラニン色素は紫外線の刺激を受けると多くつくられ、日焼けをし過ぎるとさらにシミができやすくなるので注意したほうが良いでしょう。

また皮膚の代謝サイクルが遅くなると、はがれ落ちるはずの角質層が表面に残ってしまい保湿力が弱いまま角化が進んでしまい、皮膚のバリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなり「赤くなったり」、「かゆくなったり」、「吹き出物ができたり」と様々な「肌トラブル」が起こります。