女性のからだ

女性のからだ

女性の性周期はホルモンによってコントロールされています。
脳にホルモン全体をコントロールする視床下部という所があって、そこから分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)によって、女性のからだのリズムは刻まれています。視床下部は女性の性周期を毎月規則正しく整えるペースメーカーといえます。
視床下部が、外部環境や強いストレス・精神的ショックなどの影響を受けると生理が不順になったり、 排卵が止まったりすることがありますが、これはペースメーカーである視床下部からのGnRHの分泌 に狂いを生じてしまうためです。

視床下部からのGnRHはその下の脳下垂体に流れ込み…

  1. 卵巣刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)の合成と分泌を促します。
  2. FSHは血流に乗って卵巣に届き、卵胞を発育させます。
  3. 成長し始めた卵胞からは卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されます。
  4. 卵胞が受精に適する卵にまで成熟するとエストロゲンの濃度が上昇し、下垂体を刺激します。
  5. 下垂体からの黄体化ホルモン(LH)が著しく増加します。→ LHサージといい、その約36時間後に排卵が起こります。
  6. 排卵後の卵胞は黄体化ホルモンにより黄体という黄色い組織をつくり、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。
  7. エストロゲンとプロゲステロンは子宮内膜を厚く柔らかくし、粘膜を潤して着床に向けた準備を整えます。

この一連のリズムに狂いが生じると、不妊、生理不順、生理痛、不定愁訴などが生じやすくなります。